このお料理は、ナス、ジャガイモ、ピーマンという、畑の3つの新鮮な食材をつかった炒め物、ということで「地三鮮（ディーサンシエン）」と言います。
北京に留学していた時、よく中国の友人がレストランでこれを頼んでいて、北京っ子はみんな大好きなご様子。あとから知ったのですが、中国の中でも東北地方ではポピュラーな料理で、同じ中国でも、南のほうに行くとメニューにはないんです。仕事でよく行く雲南省で「地三鮮食べたい！」って言うと地元の人には「なにそれ？知らん！！」と言われます（涙）
地三鮮のつくりかた（3-4人分）
材料：
ジャガイモ中2つ
ナス2つ
ピーマン３つ
長ネギ少々
にんにくひとかけ
調味料：
A 中国醤油（なければ日本の濃口しょうゆ）大さじ3
砂糖大さじ1
中華スープ（チキンを使いました）100cc
塩少々
片栗粉（とろみづけ）
作り方：
1）じゃがいもとなすは皮をむき、乱切りにする。
（私は皮ごとが好きなので今回はなす皮むいてないっす。）
ピーマンは一口大に切る。
2）材料の油通し（素揚げ）をします。
鍋に油を熱し、まずじゃがいもを入れ、黄金色になって、透明感が出てきたらOK。
ナスは身の部分が黄金色になるまで、そのあとピーマンもさっと油を通す。
＊ここで油通しをしておくと、この料理の味はぐっと良くなるので、めんどうくさがらずにしっかりがんばろう！
3）調味料Aを混ぜておく（中華スープ、中国醤油、砂糖、塩）。片栗粉を水で溶いておく。
4）小さじ1ほどの油を熱したフライパンにしき、輪切りにした長ねぎとスライスしたにんにくを炒めて香りを出す。
強火にして、一気にナス、ジャガイモ、ピーマン、そして調味料Aをどばばっ！と投入。
ちゃっちゃっとすべての材料をなじませるように炒める。素早く、素早くだよぉ！
5）とろみをつける。お好みで最後にごま油をまわしかけてもいいっす。
真好吃♪
できあがりっ！（＾＾）/
