2011-06-29

あぢ~

節電?というか、身体にもいいかなあと思って、寝るときと午前中はエアコンなしで過ごしてます。

でも、今日は朝から暑い…
さっきもシャワーに入ったんだけど、しばらくすると皮膚がじっとりしてくる…
大活躍の扇風機、というかサーキュレーター?使い道がいまだに謎なので、普通に扇風機として使ってます。

最近、暑すぎるのでだんなさんの毎日のYシャツのアイロンがけがほんとに地獄で、近所のクリーニング屋さんに出すことにした。
んだけど、、
まーちゃん連れてクリーニング屋に出しに行ったり取りに行ったりのほうがはるかに暑くて重労働だということに気づき、その上お金までとられるし(?)、やっぱりおとなしくうちでアイロンすることにした。

てゆーか、なんで会社員でもない彼は毎日頑張ってYシャツ着ていくのだろう。
チャリ通で汗だくになるのに。
着いたらすぐに着替えるのに。

もうポロシャツでいーだろ、ポロシャツで。

2011-06-28

和食、和食。

助産師さんに教えてもらったおっぱいに良い食べ物、良くない食べ物を意識して、最近は和食が多いです。
まー、ストレスためない程度にして、甘いものも食べるし洋食も摂ってます。

白斑はまだあるけど、最近はしこりにならなくなってきたかな。
救世主まーちゃんは、最近授乳間隔が開いてきているのでおっぱいが張って痛い~!

最近の夕ごはん
●あじのひもの、かぼちゃの煮つけ、三つ葉のおひたし、ところてん、ごはん、味噌汁
 ●黒そいの煮付け、中華クラゲともずくの和え物、ひややっこ、牛肉そぼろ(いただきもの)、ごはん、味噌汁
黒ソイの煮付け
この魚、初挑戦だったんだけど、作り方がまずかったのか、生臭さが残っちゃって…
一口しか食べれなかった。
だんなさんはぱくぱく私の分まで食べてたけど…
中華クラゲがあったので、きゅうり、湯通ししたもやし、もずくを入れて酢醤油で和えたよ。
冷ややっこ。夏だね~

2011-06-27

甘い誘惑

この週末は、まーちゃんに会いにお客さんがたくさん来てくれて、お菓子のお土産をもらったりで我が家は空前の(?!)おやつ景気です。

乳腺炎におびえながらその甘い誘惑と戦っています…。

☆まーちゃんメモ☆
・初めて夜5時間連続睡眠した!(でもこの日だけだった…)
・便秘?!珍しく1日うんこがなかった
・汗疹ができてきて、夜のお風呂+朝のシャワーを日課に追加してみる
・スリングおでかけデビュー

2011-06-24

がんばれイクメン♪晩ご飯

蒸し暑いですね。
朝からあらゆる窓を開けてるから風は通るんだけど、なんか、うちのすぐ目の前、ここ1週間ぐらいずっと道路工事してるんだよね?
その工事サウンドたるや、うるさいことはんぱないんだよね!
てゆーか、工事現場の人熱中症とかだいじょうぶでしょうか…?


昨日の晩ご飯(だんなさん作)
●鉄火丼、焼きナス、おクラと納豆と玉ねぎのサラダ
鉄火丼~ 
ゴマがポイントだそうです
焼ナス これ大好き!
おくら納豆玉ねぎ
めんつゆをかけてぐちゃぐちゃにしてたべる!おいち。
昨日は午後からだんなさんはようやく休日モード。
外出つれてってくれたり、いじけるママを慰めたり、ご飯作ったり、まーちゃんあやしたり、家族サービス頑張ってくれました。
イクメンおつかれさまなのだ~!

2011-06-23

日光浴

昨日は夏みたいな晴れ日だったなー。
すっごい暑かったし。
我が家の観葉植物たち、ひさびさの日光浴。
我が家は先週からずっとほぼ毎日だんなさんの飲み会が続き、午前帰りとかだからすっかりまーちゃんとの2人暮らし状態…
仕方ないことなんだ、これは仕方ないことなんだ、と何度も自分に言い聞かせて頑張っているのであーる!
今日もお休みなのに朝から草野球に駆り出されている。昨日の夜もいつ帰ってきたのかわかんないから顔ほとんどみてないなあ。
ボスのチームだから仕方ないんだ、仕方ないんだ…
だんなさん本人もかわいそうなんだ、そーだそーだ。
ぶつぶつ(涙)
んがー!!!

最近のひとり夕ご飯

●にくじゃが、小松菜おひたし、まいたけごはん
●ゴーヤチャンプルー、もずく酢、海ブドウ、ご飯、なめこの味噌汁
●ひとり居酒屋 
ノンアルコールビールでいじけながらぐずるまーちゃんを抱っこして食べた(笑)
王将の冷凍餃子、レタスのオイスター炒め、枝豆、五目ひじき、もずく酢
●サラダそうめん、五目ひじき
●けんちんそうめん、五目ひじき
一人だとだんだん手抜きになっていく(笑)
楽できるからま、いっか!
午後は3人でのんびりタイムだね♪

2011-06-21

生後2カ月の成長☆産後2か月の身体

今日でまーちゃん誕生2か月。
早い。ほんとに早い。

 
身長62センチ 体重5700グラム
すっかりまるまるぽっちゃりちゃん。

☆この1カ月の成長きろく☆

・授乳間隔は変わらず2時間~2時間半ぐらい
・朝、昼、夜とそれぞれ1時間ぐらいずつおっきしていてごきげんタイムができた
・乳児湿疹、だいぶきれいに
・夜中のおむつ換えの時、うんちはしないことも多くなった
・うつぶせにするとぐらぐらしながら首を半分ぐらいあげられるように
・「あぅ~」とか「んぐぅ~」とか「フゥ!」とか、おしゃべりが多くなった
・甘えてる時とそうでないときの泣きかたの違いがはっきりしてきた
・「大きな栗の木の下で」手を持ってあげて振りつけながら歌うと超笑顔!
・ベビーカー、エルゴデビュー
・スイマーバデビュー でもまだ無表情で足をほんのりバタバタ程度
・ここ数日指しゃぶりをよくしている

***********
☆私の産後2か月の身体の変化☆

・体重は妊娠前-3キロ おなかは未だぽっこり…(涙)
・悪露、何日かに一度くらい血が割と多く出る
・正中線はまだあり
・手指の浮腫はほぼなくなった
・白斑がちょくちょくできて授乳が痛い
・肩こりと膝痛が慢性化

2011-06-20

初☆父の日。寝ない子。

初めての父の日、だんなさんが帰ってきたら一緒に3人で買出しに行って記念においしいものでも買って食べよう、と言っていたのですが…

結局仕事が長引き、だんなさんは後輩と外食して帰ってきた(涙)

う、裏切りもの~!!

…初☆父の日終了~

そんなわけで、申し訳ないと思ったのか、旦那さんはいつもは別部屋に避難して寝てるんだけど、久しぶりに3人で同じ部屋に寝たい、と言いだした。

んで。
夜、12時に電気を消して寝ようと思った瞬間、突然まーちゃんの目がばちっと開いた。
あやしてもおっぱい飲ませても全然寝ない。

ひたすら

「おっぱい→飲んだおっぱい全部吐き→欲しがって騒ぐ」

を繰り返し、ボロボロになりながら抱っこしていてふと気づけば明け方4時になっていた…(涙)

結局旦那さんは2時半過ぎに寝ぼけながら枕を抱えて別部屋に退散していった。

こないだの助産師訪問で、おっぱいを欲しがるだけあげて、もし吐いちゃっても30分くらいあけたら飲ませていい、って言われてたんだけど、全部吐いて吐いた瞬間にすぐ飲みたがるまーちゃん、さすがにおっぱいあげるのがこわくなっちゃった…。

まーちゃん、パパが隣にいて興奮しちゃったのかな?
かあちゃん眠いわ~!

2011-06-19

蒸しキノコとお野菜

昨夜は冷蔵庫になぜかちょっとずつ余っていつのまにかいろんな種類そろってたきのこたちを小松菜、もやしを敷いたうえにのっけて蒸しました。きのこはしめじ、まいたけ、えのき、マッシュルーム。タレは酢醤油にお砂糖、ゴマ油を入れてまぜまぜしたもの。

今年も秋になったらまたキノコを栽培したいわ~
そんなあっさり夕ご飯。蒸しキノコ、サバの醤油干し、生ゆば、ところてん、ごはん、味噌汁。
冷凍庫で封がちょっぴり開いて冷凍焼けしてたサバ…。
干からびてるわ。
生湯葉の冷ややっこ風。湯波乗りジョニーって書いてあった。
ところてん。心太。
さあ今日は父の日だぁ。

だんなさんにとっては初めての父の日だね。

2011-06-18

授乳トラブル

来週でまーちゃんがこの世界にやってきて2か月。
早いなあ。

現在、母乳育ててるのですが、最近「白斑」というのがよくできてしまう。
乳首に白いぽつぽつの水泡みたいのができて、乳腺のどれかがしこりみたいにかたまっちゃう。
乳腺やおっぱいの出口が詰まっておチチが外に出られなくなってる状態らしい。
これが授乳してる時痛くって…。


先週、家庭訪問できてくれた助産師さんにいろいろ教えてもらった。

結論は、とにかく赤ちゃんに飲んでもらったら治る!とのこと…。

あとは食事も気をつける。
乳製品やチョコレート、動物性の油はおっぱい詰まりやすくなるからあまりとらないように。
市販のカレールーとかピザは動物性の油いっぱいだからきをつけるよーに!

和食、それもけっこう素食がいいよ。
だそうです。

白斑、良くなったと思ったらまた別の所にぽちっとできたりする。
うーん、こまったこまった。

ま、いざとなったら近所の助産院とかで母乳外来があるみたいだから頼れるしなんとかなるだろう。

2011-06-17

アカチャンホンポで開眼

昨日はだんなさんお休みだったので、初めておちび連れで近所のショッピングモールに行く。

途中、案の定ウンコの乱が発生し、続けておっぱいを求めて泣きだした。
ちょうどアカチャンホンポにいたから、授乳室へ。

あの店、凄いね!
おむつかえ台はもちろん、洗面所やミルクのためのお水サービス?みたいな器械、赤ちゃんの体重計、授乳室には授乳クッション(薄汚れてたけどw)、空気清浄機まで完備。
赤ちゃんグッズ専門店だけあってさすがだね。

昨日はだんなさんが夕ご飯つくってくれたよ。

わたし、実家でハヤシライスが出てきたことなかったから、おうちで作ったことなくて、初めておうちハヤシ♪おいちかった~
ちゃんと赤ワインで煮込んでた。
わたしと違って凝り性。
サラダはわたしがつくったよ。
ちょっとアロハな気分になった~

まーちゃんが生まれてから、今日のアカチャンホンポの授乳室とか、そういう初めて体験する新しい未知の世界のできごとがどんどん増えていて、うまく言えないけど、私の中の新しい眼がひとつ開いた!!みたいな感覚におちいることが多々あるんだ。

そーゆーことも忘れないように記録していけたらな、とおもう。

休日のつけめん

昨日明け方に飲み会で酔っぱらっただんなさんと後輩が帰ってきて、めっちゃ酒くさくて、授乳でちょうど起きていたまーちゃんは苦い顔をしていた。

そんな休日のおひるごはん。

六厘舎のつけめん、というのを買っておうちでつくってみたよ。
以前にとみ田のつけめんってゆーのも買ってみたけど、違いがよくわからなかった。
どちらもとってもおいしいです。
魚粉がちゃんとはいってた。
飲んだ酒をすべて吐き切ってしまった人は、おなかが空きすぎて写真を撮ってるそばから食べ始めたのであった。

そして。
今日はボスとの飲み会だってさ。
お付き合いでしかたないけどさ。

ま、昨日夕ご飯作ってくれたり、まーちゃんの面倒見てくれたし、感謝感謝!
疲れてるのにありがとね♪

2011-06-16

ちらし寿司

きのうの夜はだんなさんが飲み会だったのでひとり晩ごはん。
で、飲みたくても飲みに行けないわたしはささやかな反抗心、お刺身を買ってきて、プチぜいたくちらしずしにしてみたのだー。
えっへん。
さあ、食べるぞ!と思って食べ始めた瞬間。
まーちゃんガン泣き。
あぁ…。

結局1分ぐらいで早食いして晩ご飯終了~


昨日は初めてまーちゃんをベビーカーで近所のスーパーに連れて行った。いつ泣かれるかドキドキだったぁ!

2011-06-15

金目とバナナフック

まーちゃん(娘)がうちにやって来てからの食生活。
思うようにご飯の支度が進まなかったり、ゆっくり食べることができなくなったり、買出しはほぼ無理なのでもっぱらネットスーパーかコープ。
お世話に追われて、たまにお昼ご飯なんて食べ忘れるし。
でも、少しずつそんな生活にも慣れてきたよ。

赤ちゃんのペースも1カ月過ぎてなんとなーく決まってきて、良く寝るときは3時間ぐらい続けて寝てくれるようになった! !

昨日のゆうごはん。
・金目煮つけ、小松菜としめじのおひたし、しじみ汁、ごはん
金目の煮付け
小松菜としめじのおひたし
お出汁を味付けして、それにつけて冷やし冷やし。
昨日は、だんなさんが帰ってくる前にご飯食べちゃお、っておもって。
夜8時前から食べ始めて、んで、まーちゃんがグズり出して、おっぱいあげたり寝せたり泣かれたりおっぱいしたり歌うたったりしてたら、結局食べ終わったら10時過ぎてた。笑

で。
こないだお昼の主婦番組でやってた、ハンガーで作るバナナフック。
おぉ!おもしろいーやってみたーい!

と作ってみたんだが…?!

どうなのこれ。

2011-06-13

出産キロク④ 3日目、ついに出産

陣痛室も3日目、陣痛促進剤投与が決まると、二晩の間一睡もしていなかったからか、テンションが異様に上がってmaxになってきた。

●4月21日(木)10:00過ぎ。
再び分娩室へ。いつものように分娩台にのぼって(笑)、今までの点滴(なんだったかわすれた)を促進剤に切り替える。
「はじめ少量でゆっくりスタートして、様子をみながら徐々に促進剤を増やしていきますからね。」
とK助産師さん。
もの静かだけど優しい雰囲気でしっかりしているので信頼できる。
しばらく分娩室で様子を見て、陣痛室に戻る。
15分もすると明らかに今までの陣痛よりも大きな陣痛が来るようになってきた。

陣痛の大きさを示す機械のグラフも急にグワァー!って大きい山を描き始める。

「おまえはさすが信じ込みやすいね、効果早い…笑」
とだんなさん。

めっちゃくちゃ痛くてしんどいんだけど、初めて陣痛が進んでることが身をもって分かったから、ヒャッホー!って浮かれてた。

赤ちゃんの心音も元気そう。
だんなさんはいつの間にかグラフを的確に読み取れるようになり、「次、いい陣痛来てるよ!ナイス陣痛!!いいよ!」
と謎の励ましをしてくれていた。
普段ならうざったいと思うところだけど(笑)、不思議とそうほめられると元気になって本当に励まされていた。
横に誰かいてくれることが心底ありがたかった。
だんなさんがトイレでちょっとでも席をはずすと泣きたくなるくらい怖くて不安になって、「はやくきて~!」と叫んでいた。

ちょくちょく様子を見に来てくれるKさん、その都度促進剤をガンガン多くしていく。

●13:00頃
陣痛はこの世のものと思えない痛みに変わってきて、痛すぎて声も出なくなって、「んが~~~っ!」と唸っていた。
なにか(大)が出てきそうな感覚もあって、苦しみの中で(そーいえば下剤?してないな…だいじょうぶかな??)と急に心配になってくる。
Kさんが「ちょっといれてみるね!」とテニスボールをお尻のしたに押し込んできた。
はっきりいって楽になったのかなんだかよくわかんない。
すると今度は猛烈に(小)に行きたくなる。
管を入れて出す?と聞かれるも痛そうで怖かったので、Kさんに連れられて這いずりながらトイレにいく。どういうわけかおしっこ出したいのにいくらがんばっても全然でない。
結局分娩台に行き、管を通して出してもらった。
陣痛のほうが1万倍ぐらい痛くて全然気にならなった。

もうこの頃になると起き上がったり、歩いたり、分娩台に横になったり、っていう一つ一つの動作が本当にきつくて、ちょっとでも動くと陣痛が来てる感じだった。

分娩台で子宮口をみてもらうと、
「すごいよ、がんばったね!!全開ですよ!」
おぉぉぉ。
と思った瞬間、壁の向こうに戻ったKさんに向けてH先生がなぜか「戻せ、戻せ」と言っているのが聞えた。「えっ!!!なぜ!!」
そしていきみはじめたにもかかわらず陣痛室へ戻された…泣

●14:00過ぎ
いきみはじめると、いきんでいる間は陣痛を感じないので急に気持ちが楽になった。
陣痛室で何度かいきみながら頑張って、再び分娩室へ。

分娩台にあがると、終わりが見えてきたわたしはめちゃくちゃ元気になっていた。
助産師さんが何人かやってきた。
わたしが陣痛の合間に笑って話をしていると

「間欠期に笑ってる妊婦さん初めて見た」
とみんなびっくりしてた。

「え、みんなこういうかんじじゃないんですか?」
と聞くと
「みんな合間もゼーゼーいってるよ」
といってた。
そうなの?

考えてみたら、陣痛の3日間があまりにもつらかったので、ようやく産めるんだ、会えるんだ、終るんだって思うと自分でもびっくりするぐらい全然平気になってた。

赤ちゃんの頭が降りてくると(この時が一番痛かった)、ついに先生が登場。
あれ?H先生じゃない。
2日前から先生の横にずっといたあの新人先生、キター!!
やっぱりこの人か…なんとなく予感はしていたけど正直ちょっと不安。

そしてさらに。
新人先生と同時に3~4人研修医チックな男の子がだだっと入ってきた。
ちょ、聞いてないんだけど~!!
とっさに、さっき陣痛室に戻されたのはコイツら(すいません)を待っていたのでは、と思った。

わたしが「恥ずかしいんですけど」
というと、わたしのおまたの真正面に陣取っていた青年たちは助産師さんに指示されてちょっぴり横にずれた。
(それだけかっ 笑)

後はほんとあっという間だった。

メスでチョキンして(ていうかパチン?)、そいで最後はぐぬぬぬー!って肩がくるって回る感じがして、そのあとドゥルン!と出てきて、そしたらそしたら、で、で、でたー!!!って感じで。

わたしもだんなさんも信じられなくて、若干ボーッとしていた。
「あぁ、、本当に赤ちゃんが入ってたんだ…。」
まず最初に思った。

そのあと、少しずつ感動が込み上げてきた。
赤ちゃんだぁ…、がんばって出てきてくれたんだ。

自然と涙があふれてきた。
横のだんなさんを見ると、目に涙を浮かべてちょっとだけ泣いていた。

赤ちゃんは
「マー!!マー!!!」
って元気いっぱい泣いていた。
3460gの大きな女の子の赤ちゃん。

メスでチョッキンはうわさ通り産む痛みのほうが大きくてほとんど痛くなかった。
そのあとの縫合のほうが痛かった。
そして縫合はめっちゃ時間かかった。
新人先生が縫合してる間、助産師のKさんが何度も「丁寧に縫ってもらって、良いですね~」と声をかけてくる。
(丁寧っていうか遅いだけじゃ…?)

そしてふと気付くとあの研修医風の青年たちはポジションが真正面に戻っていた。
青年たちが縫合の様子を茫然と見ていたのが妙に印象的だった。

赤ちゃんはそのまま感染症検査のため小児科に運ばれてしまったけど、結果問題はなく、無事一緒に退院できた。

こうして私の初めての出産は難産というか安産と言うかよくわからないけどなんとか無事に終わった。


出産キロクおしまい!

2011-06-11

出産キロク③ 陣痛室3日目 感染値上昇

陣痛室も3日目になると、焦りと言うか、すっごい心細い気持ちが大きくなる。
周りの陣痛室には、やってきては半日もすると出産して卒業していく人が多くて…(涙)。
なんで私だけ…ってへこんでた。もう全く産める気がしない。

●4月21日(木)朝
朝の診察のため分娩室へ。
もうこの時点で何回分娩台に上がってるんだって感じ…。はいはい分娩台ね、よいしょっと上がる。慣れたもんだ。

T先生がバルーンを外す。子宮口は4~5センチくらい?ちょっとは開いてきた。 昨夜ずっと苦しんだ甲斐があったのかー、とちょっとほっとする。

そのあと、昨日T先生の横にいた新人の女の先生が血液検査の結果をもってやってきて、
「お母さん(私)の感染値があがっていて、胎児に感染する危険があります。なるべく早く赤ちゃんを出してあげないと危険になるかも…」
と突然告げられる。

…え!?はい?


昨日の治療計画書通りに、これから陣痛促進剤を打って出産を進めるか、これから即緊急帝王切開手術をするか。
ただ、陣痛促進剤を打ってもお産が夜まで進まなければ、その場で帝王切開に切り替える。

どっちにしますか?

って。
突然告げられても!
どっちにしますかって!!
一体、どっちがいいんですかっ!!
わからなすぎてパニック。

しかも、新人先生、ちゃんと冷静に伝えてくれてたんだけど、それが当時の私にはすっごい冷たい感じに聞えてそしてなんか脅されてるみたいでめっちゃ怖くなっちゃって。
 
助産師さんがそのあともう一度優しく説明してくれたんだけど、その時には涙が止まらなくなってしまった。
「わたし、ほんとに産めるんですか?うわ~ん!!」
もう分娩台の上で号泣(笑)。

かろうじてわずかに働いてる脳みそで必死に考えて、当初の予定通り経膣分娩をするべく、促進剤をうってもらうことに決めたんだけど、果たして赤ちゃんにとってそれが正しい選択なのか、全然わからなかった。
でもだれも決めてくれない、自分で決めなくちゃ。
そいで、治療同意書とかいうのにサインをするときも不安で不安で、この選択のせいで赤ちゃんになにかあったら…ってぐるぐる考えてた。

陣痛室に戻ると、だんなさんが「助産師さんが心配してたよ。泣いちゃってるから落ち着かせてあげてくださいって言ってきたよ、ダイジョウブ?」って。そいで、
「だいじょうぶだから、赤ちゃんも頑張ってるから、促進剤で頑張ろう」っていわれると、ちょっと落ち着いてきた。

一緒に朝ごはんを食べて、10時からの陣痛促進剤投与の時間を待っていた。
「陣痛剤しても進まなくて帝王切開になったら、苦しみフルコースだね。あはは」
と二人で苦笑いしていた。
もうそういう運命なんだとさえ思った。

赤ちゃんだいじょうぶかなって心配でしょうがなかった。
早く出してあげなくちゃ!って。

そして、促進剤打ってとっとと産もう!と妙にテンションが上がる。
気づけば二晩、一睡もしていなかった。

2011-06-10

出産キロク② 陣痛室1日目~2日目

出産記録②
じぶんの備忘録です。

窓のない澱んだ空気の陣痛室に3日間居続ける事になるとは夢にも思わず、余裕だった入院1日目の夜。
ちなみに陣痛室はベッドが2つカーテンを隔てて並んでいる小さなお部屋。

結果的には3日苦しんだおかげでだんなさんの休日の木曜に産まれてきてくれたことを考えれば、これも運命だったのだろう…。

出産後の入院中も、陣痛室の前を通るたびに「今いる人、頑張れ!!」と心の中で念じて感極まって涙をながしてた。


●4月19日(火)
pm10:00
仕事が終わっただんなさんが残りの入院グッズを持ってきてくれた。
シャワーに入っていいよと言われ、シャワーに入って、んで、家族室でだらだら。
助産師のSさんが来て、ゆるキャラの雑談(ちーばくんとかこばとんとか)にめっちゃ花を咲かせていた。
緊張感まるでなし。

陣痛は30分に1~2回かな?たまにあり、痛みはうぅ…てその場にうずくまる程度。

●4月20日(水)
am12:00
Sさんが「今日は産まれないだろう、長期戦になるからだんなさんは帰りなよ」
とだんなさんは一時帰宅。

その後、明け方にかけて陣痛が3~10分間隔で続きはじめ、痛くて結局一睡もできなかった。
両隣の部屋に陣痛が始まった妊婦さんが続々やってくる気配があった。

●am7:30頃
だんなさんが心配して通勤前に病院に来てくれた。一緒に朝ごはん。
明け方には隣のベッドに20歳の妊婦さん(助産師さんとの会話が聞こえたの)が陣痛開始でお母様とともにやってきた。

朝ごはんのあと、助産師さんのnstチェック。わたしの陣痛間隔は5分程度。隣の子は10分程度みたい。このままわたしのほうが早く産むのかなー?となんとなく思う。

●am10:00
先生の診察を受けて、バルーンを夕方から入れて促進剤を翌朝打つことに。家族の同意書が必要との事で午後に来る義母を待つ事に。
幸い、破水による感染はなく赤ちゃんも元気みたい。ほっとする。

診察後、自分の陣痛はなんとなく遠退いてるかな?

それに伴うように、急に隣の子の陣痛がどんどん進んできた。カーテン一枚向こうから聞こえる苦しそうな声に、ひぇー、とびくびくおびえながらもがんばれ!と心の中でエール送る。
激しい展開にどきどき。

お昼。食べながらずっと隣の様子を聞いていた。てゆーか聞きたくなくてもめっちゃ聞こえてくる。
かわいそうなくらい痛がってるし。
怖い……
気を紛らわしたくてiPod聞くけど、自分の陣痛が来てる時にイヤホン越しに音が聴こえるのがものすごく不快ですぐにはずしたりしてた。

そうこうしている間に、隣の子の旦那さんがやってきて、いよいよ分娩室へ…。
関係ないわたしまで緊張マックス。
つきそいしてるお母さんらしき人もソワソワしてるみたい。

分娩室へ行って30分ほど。

元気な赤ちゃんがやってキタ!!

いいなぁ、いいなぁ。おめでとう、めっちゃ安産じゃん。心からあやかりたいと思いながらちょっぴりさみしい気分。

●pm1:00頃
お義母さん到着。
今後の処置のこととか不安が大きくて、来てもらえて本当にほっとした。

夕方くらいまでずっと15分間隔陣痛なかんじ。
遠退いてるな、けっこう辛いのにな…。

●pm3:00
助産師さんに車椅子で押してもらいながら別の病棟へ行き、今後の処置のために血液検査、骨盤や胸部レントゲン撮影を行った。

「車椅子で押してもらえるなんて、極楽ですね」
とかとぼけたことを余裕の笑顔で助産師さんに話していた気がする。
でも途中で陣痛が来たりしてそのたびに腰をさすってもらう。

●pm4:00
分娩室でバルーンを挿入。
思ったより痛くない感じ。
T先生、バルーンがおまたから垂れ下がってるんですがいいんでしょうか(涙)
そしてT先生の横に新人らしき女の先生が座って一生懸命説明を受けていた。

これで子宮口が開いて陣痛も進むことを願って!!

その後、陣痛が強くなる。間隔も再び5~10分くらい。お義母さんが腰をさすってくれるとかなりいいかんじに陣痛も来てくれるように。

夕御飯は結局陣痛のためとれず、お義母さんに食べてもらう。

●pm10:00
仕事終わりのだんなさん登場。
彼がいったん自宅へお義母さんを送ってから、明日は休みなので泊まり体制。
陣痛間隔は5分~10分くらいでこのまま2日目の夜も一睡もできないまますぎていく…
この夜はとにかくつらかった。
陣痛地獄が延々と続いて、何度時計を見てもまだ夜中で、とにかく早く朝が来てほしかった。

だんなさんとベッド1つ。私は大きいビーズクッションにもたれかかって、だんなさんはベッドの半分に狭そうにねっころがって、明け方からは半分寝ぼけながらもずーーーっと背中さすったりうちわであおいでくれたり。
わたしはめっちゃ暑くてとにかくずっと汗だくだった。
だんなさんは寒い、と言っていた。
だんなさんがうとうとしだすと、絶望的に心細くなるので、「暑い、あついー!!!」って騒いでは起こしていた。
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