2010-12-26

ノロウィルスなクリスマス

今年のクリスマスイブは、妹がうちにきてみんなでクリスマスパーティーをすることになってました。

ところが、24日当日、「ノロウィルスに感染して会社を休んだ」と妹から死にそうな声で連絡が。
朝から病院でずっと点滴を打ってきたそうで。
体調もかなり悪いし、なにより感染するから夜はキャンセルする、と。

クリスマスグッズやお菓子を買ったり、とにかくクリスマスを一番楽しみにしていたいもちゃん。

あまりにもかわいそうなので、夜10時前、仕事が終わっただんなさんにお願いして車を都内まで走らせてもらい、彼女が一人暮らしするアパートへ内緒でお粥やおかずを届けにいくことにした。

夕方からご飯を作り始め、容器に食材を詰め詰め。。
この日のために浸けておいたスペアリブをオーブンで焼いて。
11時過ぎ、いもちゃんのアパート周辺に到着すると、暗闇の中、私は買ってきたサンタのひげと帽子をつけ、衣装をそそくさと羽織ってみた。
サンタの衣装は、ビッグなメンズサイズだったのか、めっちゃだぼだぼ…。
なんだこれ。

帰宅するサラリーマンや通り過ぎる車の中からかなり怪しげに眺められながらも、わたしテンションがこの日一番MAXに。

まず、玄関の前にこっそりサンタのわたしがスタンバって、ちょっと離れた所からだんながいもちゃんのケータイにコール。
部屋の中からピリリリーって着信音が聞こえる。

うふふ、、、いる、いる。

そんな中、わたし、インターホンを押すと、、
…反応がない。

だんなさんが電話口で「家、なんかピンポンって鳴ってない?出れば??」と促してみた。

いもちゃんはびっくりしてのぞき穴からのぞいて見たらしく
「…こわい、なんかサンタが立ってる、おにいちゃんこわい…こわいよぉ…」

本気でおびえて全然出てこない(笑)ので、もう一回ピンポン押して「サンタじゃよー」と何回もドア越しに訴えると、ようやく私たちだと気づいて出てきてくれたよ。
 
無事に対面でき、玄関先でプレゼントとご飯を渡しました。
感激して泣いて喜んでくれたので、わたしたちも嬉しくなっちゃって。

ただ、いもちゃんがわたしに抱きついてきた時、だんなが「そいつに抱きつくな!触るな!伝染る!!」と必死に叫んでいた(笑)。

結局だんなさんは終始離れた所からマスクをして「近寄るな!うつったらシャレにならない」と言い続けて、最後には私が着ていたサンタの衣装もウィルスがうつってるからここに置いていくと言い出し…。
いもちゃんは「優しいんだか冷たいんだかよくわかんない」と悲しんでいた。

深夜の帰り道、私たちはサンタになった妙な満足感を感じながら埼玉へと帰って行った。


今日も、少しずつ体調も回復してるようで、良かった、良かった。

今年はインフルエンザやノロウィルスが流行ってるからみなさんも気をつけましょう。

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